発達障害に効果的なサプリ
「どんぐり発達クリニック」の宮尾益知先生のポータルサイト、
を読んでいます。
宮尾先生は、「夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本」や
「夫婦の危機は発達障害が原因かもしれない」の著者でもある先生です。
その中に、発達障害に効果的なサプリの話がありました。
あちこちで「発達障害にはサプリが効果的かもしれない」という話を読んでいて、
夫と長男には今、ビタミンB群と亜鉛を飲んでもらっています。
「この成分が足りないことで機能不全が起きている」ような場合、
サプリで集中して不足分を補うことで症状の改善が期待できる、
ということだそうです。
そう聞くと、納得します。
逆に言えば、効果的にサプリでその人にとっての不足分を補うことができれば、
劇的な改善が期待できるのかも?とも思ってしまいます。
この宮尾先生の記事では、サプリは学術的にも有用であると書かれています。
特にADHDに関する記述が多いですが、いくつか書いてみます。
→確実にADHDの症状を改善するとまで言える
(ADHD、LD、運動的機能障害などに)
→コンサータより副作用に対する安全性が高い
ただし効果はコンサータよりわずかに劣る
→トラウマ、うつ病を予防する
(逆境を跳ね返す、うまく対処する能力の向上に影響する)
◎ホスファチジルセリン(PS)
→高齢者の記憶力、認識力を改善させる
ストレスマネージメント、スポーツニュートリションなどにも有効
→子供の落ち着き、集中力、衝動性の制御に有用であることも立証済み
(ADHDを制御する)
◎鉄
→中枢神経系の発達に影響を及ぼす血清フェリチン値を増加させる
(ADHDの重症度が血清フェリチン値と相関する)
◎ビタミンB群
→不足すると様々な機能障害の原因になる
海外のサプリの方が成分が多いからいいとか悪いとか、いろいろありますが、
とりあえず近場で手軽に買えて安価なDHCで全部そろいそうです。
長男も夫も、アスペルガーとADHDの両方を持っているようなので、
明日にでも買ってきて飲んでもらうようにしようと思います。
ちなみに長男は「飲んでね」と言ってもなかなか飲んでくれませんが、
食事の時に飲む分を全部出しておいておくと何も言わず飲むので、
毎朝食事の用意と一緒にみんなの分のサプリを置くのが日課のひとつです。